LOGAN 〜ウルヴァリンよ安らかに眠れ〜
2度目の視聴を終えて。
公開日に朝一で映画館に駆けこんだのが未だ記憶に新しいです。
思えば僕のアメコミデビューはXメンでした…あの頃はホント若かったなぁ(遠い目)
結論から言うと、Xメンを少しでも好きな人は観なければいけない、そんな作品です。
また、Xメンと言う作品自体はまだ続きます。(2019年にもダークフェニックスが公開予定)ですが、もうウルヴァリンを観ることが出来ないと思うと寂しくて仕方がありません。
あらすじをざっくりと説明すると、
ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来。ローガンは治癒能力を失いつつあった。そんなローガンに年老いたチャールズ・エグゼビアが託した最後のミッションは、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラという謎めいた少女を守ること。強大な武装組織の襲撃を逃れ、車で荒野を旅する3人の行く手には、想像を絶する運命が待ち受けていた。
Filmarks参照
まず言わせてもらうと、この作品はXメンシリーズではあるものの全くの別物であるということ。
ウルヴァリンの最期を描く作品であるので、今までのXメンシリーズのような派手さはありません。
ですが、シリーズ初のR15指定ということもあり、ウルヴァリンの肉弾戦を生々しくリアルに描いているのでグロテスクな描写が今までのシリーズの比ではありません。なので、アクションシーンには眼を見張るものがあります。瞬きすら忘れるほどの激しさとはこういうことを言うんでしょうね…
今までのXメンがSFアクションだとしたら、今作はバイオレンスヒューマンドラマと言ったところでしょうか。
この、バイオレンスさには賛否両論あるでしょうが、個人的には大変良かったと思いました。なぜなら、この重く、リアルで、何よりも激しい闘いこそが彼の人生だったからです。
その彼の人生の最期を描く上で戦闘シーンをボカしてしまったら台無しもいいところです。
この作品に触れて、もうウルヴァリンに会えないと思うと名残惜しくはあります。それに、再生能力が弱まり、衰えた姿なんて見たくないといった悲しさもあります。ですが、やっと彼は1人で仲間の最期を見届けなくて済むんだなといういう安堵も感じたことは否定出来ませんでした。ウルヴァリン安らかに眠れ…
まとめ。
壮絶な最期でした。Xメン サムライなんていう作品なんかよりよっぽどこの作品の方がサムライしてましよ、はい笑
この作品一本がウルヴァリンの最期であることは分かっていましたが、後半にかけて更にそれは加速していき目が離せませんでした。また、ローラが最後にお墓にXを作ったシーンでは思わず涙が出てしまいました。ほんとーにさびしいなぁ。
2019年公開予定